日本国憲法のケツの下に

2009/12/28 00:00

日本国憲法というのは、天から降ってきた災いのようなものである。たかだか300年ほどの歴史しか持たぬアメリカが2600年を優に越える皇統の歴史を持つわが国に押し付けたまさに釈迦に説法の憲法である。

日本国憲法第9条は、日本を去勢するものである。日本人の魂を抜く条項である。また、この憲法主権在民を謳いながら、その策定には主権の存在する国民はまったく関わってはいない。こんなものを本当に心から認めている者がいるとしたら、まだ正月も来ないがよほどおめでたい奴であるとしか言いようがない。

しかし、ソクラテスという偉い人は「悪妻もまた妻である」と言った。「だから、いくら汚くてでかいケツでも敷かれなさい」と教えてくれた。わたしは毒にんじんを食って死んだソクラテスに敬意を表して、こんな腐れ憲法でも日本の憲法として認めようと思う。

けれども、それには一つ条件がある。わたしがこの憲法をとんでもない悪法と知りながらも認める以上、為政者がわたし以上にこの憲法を尊重し擁護しなければならないのは当然のことである。99条にはこの憲法を擁護する義務があることを規定している。しかるに、いま民主党政権外国人参政権を立法化しようと躍起になっている。この法律は違憲性が極めて明白である。そうであるにも関わらず、数の力に任せて立法化を強行することは2重の違憲行為である。

もし民主党の手により外国人参政権が現実のものとなった日には、もはやわたしは、この憲法を日本国の憲法とは決して認めない。そのときにこそ大日本帝国憲法を真の憲法として戴くであろう