やはり日本には八百萬の神々がいた

コロナについてである。世界が怪訝な顔で日本を見ている。このわたしにしてもそうである。何についてか? その感染者及び死者の少なさについてである。

ヨーロッパ、アメリカを見れば、彼らが訝るのは無理もない。少なくとも今のところは彼我の差は歴然としている。

安倍総理は明らかにその初動を誤った。中共のトップを迎えんがために中国人の入国を絶たなかった。これはとんでもない過ちであった。

にもかかわらず、わが国はイタリアのような、あるいはアメリカのような状況には今だ至らずに済んでいる。

これはなぜなのか? その得心のいく答にようやく辿り着いたような気がしている。

それがタイトルである。わが国には間違いなく神々が住まわれているのである。

なにをアナログな、いやもとい、アナクロなことを言っているのか、と思うであろう。

わたしは自慢にもならないが最先端の医学的知識だけは本を読んで身に着けている。だから、アナクロなことを言っているわけでは決してない。

BCG、つまり結核の予防接種が日本人のコロナに対する免疫(trainned immune)を強くしているのではないか、という説が最近になってネット上に見受けられるようになってきた。しかも、この予防接種には何種類か株があって、そのうちの日本株と呼ばれるものに特別効果がある可能性さえあるのだという。

では、八百萬の神々は全く関係がないではないか。

確かにその通りではあるが、この予防接種を開発し施行したのは当時の日本の医学者や官僚であり、その株は広くアジア全体に普及された。だから、日本に止まらず、アジア全体を見てもコロナの汚染が少ないのだ。もちろん、これは一つの仮説には過ぎない。しかし、コロナの汚染状況とBCGの接種状況を表した地図を見比べてみれば、そこにはなるほどと頷かせるだけの相関をはっきりと認めることが出来るであろう。

わたしが今強く思っていることは、タイトル通り、やはり日本には神々が住まわれていた、ということである。

安倍総理は救われた。そしてわが日本は救われたのである。しかしそれは、昔の、わが国の未来について真剣に、真摯に考えていた、今は神々となられた方々によってなのである。