2019-11-22から1日間の記事一覧

今日の迷言:2015.08.27

2015/08/28 00:19 While you are ploclaiming peace with your lips, be careful to have it even more fully in your heart. アッシシの聖フランシスの言葉だが、今日の安保改正に異を唱え、これは戦争法案だなどと声高に叫ぶ連中にこそ言い聞かせたい言葉…

今日の迷言:8月25日

2015/08/25 13:20 喜怒哀楽は味蕾と同じ感受性によるものである。 甘い、しょっぱい、辛い、苦い、旨い、酸っぱいという舌で味わう感覚は、エモーションと結局は同じものではなかろうか。 つまり、エモーションとは言っても、それほど大したものではないとい…

福田恒存 当用憲法論 引用(狼魔人日記より)

2015/08/14 16:27 狼魔人日記 沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。 福田恒存の「日本国憲法=米製翻訳憲法」 憲法の日にちなんで、町工場の親方さんのコメントよりの孫引きで、「平…

潜在意識と戦争

2015/08/13 10:10 明後日は70年目の敗戦記念日?である。この日の前後に、日本人の身にどのようなことが起きたのかおさらいをしてみよう。 ・3月10日、東京大空襲により10万人の無辜の民が殺された。・8月6日、9日、ウラン型とプルトニウム型という二つの核…

今日の迷言:2015.08.11

2015/08/11 14:33 原発よりも種の絶滅という状況を止めねば!: 本日、川内原発がいよいよ稼働可能になった。地球温暖化の見地から考え大変にありがたいことである。 ところが先週の金曜日、首相官邸前を歩いていて、例の原発稼働反対派のばあさん、じいさん…

鏡と電気、あるいはすべては幾何学であること

2015/08/11 11:43 電流と磁束と運動の方向という三者の関係を表すものにフレミングの右手、および左手三指の法則がある。 ここで、たとえば右手の三指を鏡に映してみれば、鏡は左手の三指を示すことになる。このごく当たり前のことから、次のことが分かる。 …

朝鮮人従軍慰安婦と特攻隊員との齟齬 4

2015/08/11 10:12 単純なる散文への描写や、安易な推察は留めるとしても、光山が日本への呪詛や罵りの言葉を一片も残していないことは、軽視すべからざる事実として記しておきたい。 先の大戦中、特攻に限らず多くの朝鮮人が日本人と共に戦った。それら全て…

朝鮮人従軍慰安婦と特攻隊員との齟齬 3

2015/08/11 10:08 特攻隊への志願 昭和19年10月、光山は陸軍少尉を拝命。順調な昇進だったが、翌11月、そんな彼を思わぬ不幸が襲った。京都にいた母親が逝去したのである。死に目にも会えなかったが、父親から伝えられた母の遺言は、 「文博はもうお国に捧げ…

朝鮮人従軍慰安婦と特攻隊員との齟齬 2

2015/08/11 09:19 特攻隊員として出撃した光山文博 早坂隆(ノンフィクション作家) 訪日と入隊 大東亜戦争下、「航空機による特攻」で戦没した日本軍将兵の数は4000人を超えるが、その中には20名ほどの朝鮮人も含まれていた。 その内の一人、卓庚鉉は1920年…

朝鮮人従軍慰安婦と特攻隊員との齟齬1

2015/08/08 07:00 戦後七十年が経とうとしている。それにしても喧しいのはいわゆる特亜三国の反日宣伝である。特に韓国が主張する従軍慰安婦問題などは、朝日新聞が捏造記事を載せ、河野洋平がまるで韓国に阿諛するがごとく強制性を認める個人的発言をするま…

今日の迷言:2015.08.06

2015/08/06 20:26 千鉤の弩は艶鼠のために放たず:日本人というのは、どんなことでもすぐに水に流してしまうという特別な性質をもった国民である。 こんなことは、水が豊かな土地に住むものでなければできることではない。水に流そうにもその水さえ容易に見…

意志と心

2015/08/04 07:47 以前に意志というものについて駄文をものした。 意志とは、自由意志などというように人間が自律的に何かを実行、または決定することである。そこでわたしが問題としたのは、自由とか自律とか言うけれども、本当にそうなのだろうか、という…

偶然と必然、と芸術

2015/08/02 14:58 必然と偶然は同じコインの裏表である。「わたし」という一個の人間が存在するのは偶然ともいえるし必然ともいえる。 ① なぜ、「わたし」の存在が偶然か? それは、この宇宙のあらゆる可能性の中から「わたし」が選ばれたからである。 ② そ…

数学の0、物理の0、そして空

2015/07/30 15:24 宇宙物理学の世界ではマルチユニバースの概念が一般化しつつある。マルチユニバースとは、わたしたちの住む宇宙だけではなく、無限の空間にわたしたちの宇宙と同じような宇宙が際限なく生成消滅しているという考え方である。 宇宙はビッグ…

知と情

2015/07/30 10:40 わたしの好きな藤原正彦氏によると、数学者岡潔は文化勲章受賞の折、先帝陛下の御下問に次のようにお応えしたという。 「数学は生命の燃焼によって作るのです」 この言葉には、臨席していた吉川英治も感動を覚え、もともと岡が吉川の愛読者…

Mare Fecunditatis 豊穣の海と唯識 2

2015/07/29 16:47 以上、豊饒の海全四巻を駆け足で巡ってみた。 では、聡子の謎の言葉の考察に入ろう。 この大部の小説に付けられたタイトル「豊穣の海」とは、ラテン語の訳で月にある海の名前である。つまり、豊穣とはいうものの魚一匹住まぬ荒涼としたとこ…

Mare Fecunditatis 豊穣の海と唯識

2015/07/29 16:46 空即是色に始まり、色即是空に終わる。それが三島由紀夫最後の作品豊饒の海である。 三島は、これを完成させた昭和四十五年十一月二十五日、原稿を手ずから出版社に届け、その足で市ヶ谷の自衛隊駐屯地へ向かった。 全四巻よりなる豊穣の海…

今日の迷言:2015.07.26

2015/07/26 13:59 日本国憲法は簡単に変えることができる。日本人の手によってではなく、他国人の手によって。 帝国憲法から現日本国憲法への移行には正規の手続きが踏まれていない。 日本国憲法の草稿は英語で書かれたものであった。しかし、今の若い人たち…

文武両道と死の哲学

2015/07/20 12:26 不道徳教育講座が見つからないので、「若きサムライのために」を探して読んだ。 このご時世だから、ということもある。わたしは、国会議事堂前、あるいは首相官邸前がどのようなことになっているか具に見ている。ひところは毎週金曜日の夕…

0の恐怖

2015/07/20 09:43 確か「不道徳教育講座」だったと思うが、その中で三島由紀夫が0の恐怖について書いていた。手元にそれがないので確認できないが、三島は大蔵省官僚(郵貯関連)だったから、おそらく実際に自分が体験した恐怖を元にこれを書いたのだろう、と…

空の誕生

2015/07/18 08:41 柳澤桂子さんの「われわれはなぜ死ぬのか」を開いてみると、人類はいつ死を知ったか、の項にひととおり「ヴェーダ」に触れた後で次のように書かれている。 ・・・このようにバラモン教では、自我を抹殺することによって死の恐怖から逃れよ…

今日の迷言 2015.07.17

2015/07/17 22:33 人は猫と同じで型にはまりたがる:人は洗脳されるのが好きなのだ。子供のころから宗教教育を受ければ、その型から一生抜け出すことは不可能であろう。それは呪縛となり、自由な思考は妨げられる。 ただ、猫のように安心感は得られるのであ…

神について

2015/07/11 08:28 今日は、わたしの思う「神」について書いてみようと思います。 神には宗教的な神もいれば物理学者のいう神もいます。では、なぜ自然科学を探求する学者が神を持ち出したりするのでしょうか。 おそらくそれは、彼らにとって未解決の問題を表…

不可知論についてのある寓話

2015/07/09 09:54 WGは毎日毎日セッセセッセ、アクセクアクセク働いていた。 齷齪、齷齪働いているうちにやがて大いなる疑問を持つようになった。 オレはいったい何のために働いているのだろう。それにオレっていったい何者なんだろう。 しかしいくら考えて…

主観と客観

2015/07/06 11:21 先のMetaphysicsの続きとしてこれを書く。 宗教と自然科学というお互いに相容れない双子の兄弟について考えていて、この兄弟の名は主観と客観とすべきではないかと思いついた。 もちろん、主観は宗教の別名であり、客観は自然科学のそれで…

主観と客観

2015/07/06 11:21 先のMetaphysicsの続きとしてこれを書く。 宗教と自然科学というお互いに相容れない双子の兄弟について考えていて、この兄弟の名は主観と客観とすべきではないかと思いついた。 もちろん、主観は宗教の別名であり、客観は自然科学のそれで…

Metaphysics

2015/07/06 09:50 形而上学というのはMetaphysicsの訳語らしい。Physicsというのは物理学のことで、もともとはギリシア語の自然学のことであった そうすると、形而上学というのは自然科学では解き明かすことができないもの、という意味であると解すことがで…

TED Talks より 一皮むけばみな同じ

2015/05/31 21:45 「動物の王国に声を与える写真」というのを視聴した。 わずか5分ばかりのスピーチであるが非常に感慨深いものであった。 フランス・ランティング氏は動物写真家である。その彼がバンクーバーからほど近いある島で自らをクイックワースータ…

TS、QC、AI、NF

2015/05/21 10:11 技術的特異点、量子コンピュータ、人工知能、核融合発電。これらは今世紀中にすべて実現するであろう。すでにその芽は出ている。 量子コンピュータとシリコンチップのそれとでは、妙な喩えだが通常兵器と核兵器ほどの違いがある。創造力と…

Ubuntu

2015/05/06 09:14 TED-Talksというのをときどき視聴している。ほとんどが英語によるスピーチで英語の勉強にもなるからだが、聞くたびに感心するのは話者のスピーキングテクニックの素晴らしさである。 翻ってみるに、日本人の表現力の乏しさは、残念ながら今…