2022-01-01から1年間の記事一覧

果たして何を見たのか

思い浮かんだのは、 インディアンと騎兵隊 自然への回帰 家族の絆 生と死 鯨を思わせる生き物 人間の強欲 地球は一つの生命体 3時間以上の長大な物語であったが、 まったく飽きさせなかった さすがJC といったところか

Appleのこと、失楽園のこと

アップルといえば、当然ながら林檎のことだが、今やコンピュータカンパニーの名前として使用されることの方が多いのではないか。 私もアップルと聞けば、紅玉やふじ、つがるよりもスティーブ・ジョブズの顔やLOGOが思い浮かぶ。 そのLOGOについてだが、私は…

老狼陋巷に死す 第二部 明彦

2019-09-20 老狼陋巷に死すべし 第二部 明彦 編集 第二部 明彦 1 君たちに問う。 君たちは、この私が起こしたとされるあの忌まわしい事件のことをまだ憶えているか? いくら情報が氾濫し次から次へと新しい事件が起きる世の中とはいえ、あの事件、アルトルム…

空葬2

以前に書いた空葬で、恰もナスカで行われたと言われる熱気球による死者の葬送のように、紙で作った水素入の気球で、死ぬ直前に太平洋に向けて飛び立つというのが、強ち空想(空葬は空想と掛けた)ではないことが戦争中に風船爆弾と称して何千という数の水素…

信じるということ

医学用語、というより今では一般的な言葉になってしまったが、プラセボとかプラシーボと言われるものがある。 その逆がノセボ、またはノシーボらしい。 プラセボは、偽薬効果と訳される。意味するところは、砂糖でも塩でもカプセルに詰めてこれは腹痛の薬だ…

NHKは非道い

たった今帰ってきてテレビをつけたらNHKで、明日が終戦の日だからか、ずいぶんとひどい、これは果たして我が国の放送局だろうか、という番組をやっていた。 上層部がバカだったのは間違いなかろうが、飢えに苦しんだ末に突撃銃一本で敵の機関銃に向かって死…

平和を叫ぶことの意味

ヘンリーデービッドソローのウォールデンの中に蟻の戦闘を観察、記録したものがある。 黒蟻と赤蟻の戦いであるが、ソローがそれを楽しんで見ていることがよく分かる。そしてその戦いを擬人化というか、蟻人化して、こんなふうに記している。 省略 考えてみれ…

ヨブについて考える

わたしはキリスト者ではない。バイブルを読んだこともなければ、あまり関心を持ったこともない。 ただ、キリスト教については、たいていの日本人と同じくらいの基礎的な知識はあるのではないかと思っている。 今書こうとしているヨブ、ヨブ記についてだが、…

愚かさと神

頭が良くとも愚かな者はいくらでもいる。頭が良い者ほど愚かと言ってもよいほどだ。 それが証拠に宗教にはまる輩だ。輩というのは侮蔑の言葉である。わたしはそれほどに宗教にはまる奴らが嫌いである。しかも奴らは大人しく自分だけはまっていればよいものの…

標榜

ちょっと考えれば分かることだが、平和を標榜するものは争いの種を蒔き、差別撤廃を掲げるものは差別を助長し、ひとの救済を唱えるものはひとを不幸のどん底に落とし込む。 物事は全て反対に考えた方が良い。 なぜ、そうなるのか。 平和はそもそも状態であっ…

恋と洗脳

前にも書いた通り、宗教は麻薬である。この点は、共産主義者は正しかった。マルクスは宗教の本質を見抜いていた。 ただし、麻薬とは言ってもサブスタンシャルなものではない。おそらく、物質には違いないが、外部から与えられるものではなく、いわゆる脳内麻…

無常 通常 異常

無常というのは仏教的な言葉である。 物事は常に変わりゆく。 だから、無常というのは通常のことである。 もしも、何も変わらないということがあれば、それは異常と言って良い。 この宇宙。一秒前の宇宙とはまったく違う。いや、一秒などというのは物理的に…

バカタレどもについて

安倍さんが亡くなった。 たったひとりのバカタレによって、と先日、と言ってももう10日以上前に書いた。が、バカタレは一人ではなかった。 彼の母親もバカタレであった。そのバカタレの母親に多額の寄付をさせた旧統一教会もバカタレどもの集まりに違いない…

残念 無念

偉大なひとが、たった一人のバカタレによってこの世からいなくなってしまった。 虚しい。

仏教と動物

ときどきYouTubeで仏教ものを見たりする、のだが、そんなときに思うのは、仏教の説いていることというのは、これはもう人間の本質であって、人間の本質というのは結局生き物としての本質である、という極めて当たり前のことである。 たとえば、わたしは犬を…

1+1=2ではない

というのは、そんな瞬間を見たことがないからである。 右の皿にリンゴが一個。左の皿にも一個あったとしよう。左のリンゴを右の皿に移した。右の皿には今リンゴが二個ある。 やはり1+1=2ではないか、というかも知れない。 しかし、二つのリンゴは、わたした…

真実はなぜ報道されない

のか、と思うのは、幼稚である。 なぜ、自分は真実を言わないか。同じことである。自分の都合の悪いことを人は伝えない。これは私であっても公であっても同じこと。自分の胸に手を当てて考えてみれば分かること。 真実とは、もともと伝える必要さえないこと…

鼻つまみ

電車ではいろんなことが起きる。 浮浪者のような、歳のいったおじさん。 座った席が若いカップルの女性の隣。二人は大学生だろうか。おそらく女性の左側、七人がけの端の席が空いたときにおじさんは滑り込んだのだろう。そうでなければ、反対側に座っている…

旭川事件

文春の記事を読むと、当事者であった教頭、担任、校長は、保護者会の追及にも随分と強気の態度である。 これはきっと彼らの背後にかなり強力な何らかの組織が隠れているな、という印象が浮かんでくる。 大津でも同じようなイジメ?による生徒の自殺事件があ…

電力の行方

今年三月に東電の電力が逼迫した。来冬にも同じことが起きそうだという早くからの予想である。 いったいなぜ、と考えるまでもない。原子力が止まったからである。 原子力が止まってサステーナブルとか横文字で一見カッコいい言葉が流行り、小泉だの菅だの日…

ジャックヒギンズ死す

いま、訃報を見た。 好きな作家だった。 リーアムデブリン、ジョンスタージェスの遺作となった同名の映画で彼を演じたのは、ジャックバウアー、いやキーファサザーランドの父、ドナルドサザーランドである。小説では小柄なはずが映画では大男になってしまっ…

ロッシアンルーレット

さぁ、みなさん。いよいよ始まります。地球の人類諸君全員参加による世紀の、いや、今わたしわざと間違えました、地球はじまって以来の大イベントの開催です。 AIが始まりを告げた。参加しなければ、赤ん坊であろうが死ぬ間際の病人であろうが天罰が下る。 …

長寿

ナントカ閣下は、一万とんで何十何歳とか。随分長生きだと思うけど、私はもっとずっと長生きだ。 私に限ったことではない。閣下もこれを読んでいただいている方も、散歩中の犬もホーホケキョと鳴いている鶯も私と同い年だと思う。 ヒトでなかった時代が圧倒…

養魚池

以前にラプチャーというB級映画の感想を書いた。 ラプチャーはrapture で歓喜とか有頂天の意味になるらしい。もう一つ携挙という宗教的な意味もあるらしい。 わたしはこの映画を最高のホラーとして見た。筒井康隆のショートショートを思い出させる、と書いた…

VR

バーチャルリアリティというのが言葉の上でもまた機器名としても普通に使われるようになって、じゃあこの宇宙もそういうものじゃないの、と思う人も多くなってきた。 コギトエルゴスムで知られるデカルトは、もちろんVRなど知らなかったが、今の世に生き返っ…

ATAVISM

Old longing nomadic leap, Chafing at custom's chain ; Again from its brumal sleep Wakens the ferine strain このジョンメイヤーオハラの詩は、ジャックロンドンの荒野の呼び声の巻頭言として有名だ。 下手な訳をするとすべて台無しになってしまうが、…

決定的宇宙論

などと、オーバーなタイトルだが、その通り大層なことを言うつもりだ。 足元の一匹の蟻を踏み潰したら未来は変わるだろうか。と言ったのはゲーテだ。 蓋を開けてみるまでは、箱の中の猫が生きているのか死んでいるのかはわからない。というのは、有名なシュ…

大義なき戰

プーチンがおかしい、らしい。 だからウクライナに攻め込んだ、のだろう。 よくわからない。なにせあの辺についての知識がまるでないから。 でも、この状況がシナに大きな影響を与えることは間違いない。 評判を落としたプーチンに対し笑い芸人だった?ゼレ…