2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

肝心な時にいつもいないじゃないか、この知事は

と言えば、察しのいいひとはすぐにお分かりかと思うが、今新型のコロナウィルスで世界中が慄いているときに、しかも自分が所掌する県内にはディズニーランドもあれば成田空港もあり、また中国の武漢市から急遽チャーター便で帰ってきた人たちが某市のホテル…

奔訳 白牙35

2017/04/02 16:32 ビギナーズラックであった。狩る者として生まれ(もっとも彼はそのことを知らなかった)、初めて巣であった洞窟を出て、すぐのところで肉と出くわしたのである。まさにそれは偶然の出来事であり、そのようなところにライチョウの巣が巧妙に…

奔訳 白牙34

2017/03/21 21:16 しかし斜面は段々と緩やかになってゆき、草がその表面を覆うようになった。そして勢いが止まった。転がり落ちるのが止んだとき、彼は痛さから叫びを上げ、それから長い泣き声を上げ続けた。そして、ごく当然に、これまで人生で千回も排泄を…

奔訳 白牙33

2017/03/18 21:43 これまで彼が経験してきた他の壁とは違い、この壁は彼が近づけば近づくほど後退していくように見えた。柔らかな鼻を使い恐る恐る壁を突いてみようとしても硬いものに当たることはない。壁の材質は恰も光そのものであるかのように通り抜けた…

奔訳 白牙32

2017/03/15 22:57 よって、母親に示された法に従うこと、そして未だ見ぬものや知らぬものに対する感情、すなわち恐れに従うこと、彼はこれを守って洞窟の出口へは近寄らずにいた。故にそれは、彼にとってずっと光の白い壁であり続けた。母親がいないとき、彼…

Karaoke

2017/06/14 17:25 2weeks ago, if you didn't forget, we were going to the Arthur (the Karaoke house) in Honda.And we sung many English songs. I still remenber who sung what song. But, shamefully enough, I do not yet remember the all name of …

実に醜い河野洋平氏

2017/06/05 08:20 このひと、実に醜い顔になった。40過ぎたら男は自分の顔に責任を持たねばならない、なんてことを言ったのはリンカーンだったか。 このひと、息子の太郎氏から肝臓を貰って生き延びている。肝臓は再生力が強い臓器とはいえ、太郎氏の健康に…

奔訳 白牙47

2017/06/03 23:42 キッチェが白牙の傷を舌で慰めるように舐めてやり、自分の元に引き止めようとした。しかし、好奇心が彼の内で暴れまわり、数分後には新しい冒険を求めて彼は飛び出していった。途中、彼は一人の人間に遭遇したが、それはグレイビーバーで、…

2017.6.2: 今日の迷言 古いものが古いとは限らない

2017/06/02 17:33 ジャックロンドンやソローの一世紀以上前の本を読んでいて感じるのは、その中身が全然古いどころか、思想的には現代を超えているように思えることだ。 ジャックロンドンで言えば、彼は狼や犬の視点を通して、如何に人間が猿であるかを教え…

My chepest smart phone

2017/06/02 16:57 My cheapest smart phone I don`t have a smart phone. But, I have an I-pod. It is very useful gadget I have ever had. It have almost all function of which ordinary smart phones have, except phone function. I said just now, e…

Korea problem

2017/05/29 14:51 Do you know how many cards are in playing cards? The answer is 52 ordinary cards and one joker. And my second question is how many weeks we have in a year. The answer is 52weeks and plus 1day. And also we have 4 seasons in…

About travel

2017/05/29 14:44 'To the moon and beyond' is a small story I read when I was high school student. I can't remember every detail of the story, though I remember a bit about the beginning. It was a Greek mythology of Icarus and Daedalus. I t…

AIはプロ棋士に勝てるか

2017/05/29 10:24 などと書くと、バカかおまえは、と言われそうだ。 すでにアルファ碁が世界一の棋士を打ち負かしているではないか、と。しかし、考えてみてほしい。例えば、腕相撲をしたとする。相手はクレーンのような腕を持つ鋼鉄のロボット。こんなもの…

奔訳 白牙46

2017/05/23 17:50 両親は、自分と少しばかり違っているというだけであったが、しかし、ここに突然、一見して自分と同じ種と分かる生き物が現れた。そして、一目会った瞬間から、彼らが彼を殺そうとばかりに襲いかかってきたことに、彼は隠然とした怒りを覚え…

今日の迷言:哲学者は311を救えなかったが、311は多くの哲学者を産み出した

2017/05/23 12:53 日本は言わずと知れた天災が突出して多い国である。311を未曽有の災害という人もいるだろうけれども、日本列島に人が住み始めて以来、あのくらいの地震はおそらく何度もあった。 311では、大地震に伴う津波によって2万人近い人が非業の死を…

奔訳 白牙45

2017/05/09 21:00 彼は、背中を地面につけたまま四肢を宙に投げ出すという馬鹿げた何の益もない姿勢を取らねばならなかった。白牙の本能はそのような無防備な体勢から逃げ出すよう告げている。このままでは彼は何の防御もできないのだ。もしもこの人間奴に彼…

奔訳 白牙44

2017/05/08 16:24 インディアンたちもまたその音を聞いた。狼の仔はその音が何かを知っており、最後に泣き声というよりは勝利の雄叫びのような、長い叫びを一つ上げると、それきり泣き止んでじっと母親が、凶暴で決して何ものにも屈することのない、闘えば何…

奔訳 白牙43

2017/05/02 00:06 火を起こすもの 灰色の仔は、いきなりそこにやってきた。彼の落ち度であった。彼は不注意だったのである。彼は、水を飲もうと洞窟を出て川までやってきたのである。睡眠不足のためか頭が重かった(夜通し狩りに出ていて、今起きたばかりだ…

奔訳 白牙42

2017/04/30 21:19 肩の傷は硬くなって酷く痛み、そのために彼は時々びっこをひいて歩かねばならなかった。しかし今、彼が見る世界は違っていた。彼はその世界に、大山猫との死闘以前にはなかった意気を感じ、堂々と胸を張って踏み入るようになった。彼は、人…

半島情勢

2017/04/23 16:37 昨今の北朝鮮をめぐる情勢はかなり深刻なもののように思える。というよりも、ここの情勢は朝鮮戦争以来、何も変わってはいない。 38度線を挟んでの攻防は以来ずっと続いてきたわけで、ただ火が延々と燻り続け、消えかかったと思ったらまた…

奔訳 白牙41

2017/04/23 14:03 灰色の仔は内なる命に突き動かされ、母親の傍に立ち上がり勇敢にも唸り声を上げた。しかし屈辱的なことに、母親は彼を鼻先で押し退け自分の背後につかせたのである。入口が低すぎて山猫は跳び込むことが出来ず、腹這いになって入って来たと…

奔訳 白牙40

2017/04/18 22:11 再び飢餓がやってきて、灰色の仔は噛みつかれるような空腹をはっきりと意識した。雌狼は、彼女自身も痩せ衰えながら必死で肉を求めて走った。彼女は、もはや洞窟の中で眠りにつくことはほとんどななく、一日中狩に費やしたが、その成果はな…

奔訳 白牙39

2017/04/14 13:34 第五章 肉の掟 灰色の仔の発達は目覚ましかった。二日間休んだだけで、再び洞窟を出て探検へと出かけたのである。そして、その探検の途中で彼は、彼が雌狼のご相伴に与った母鼬の幼い仔が母を探し回っているのを見た。今回の探検では、彼は…

奔訳 白牙38

2017/04/11 20:45 彼が泣き叫びながら後退さりしているうちに、母鼬は我が仔に飛びついて近くの藪の中に連れ去った。母鼬に傷つけられた首の傷は、実際の痛み以上に強く感じられ、彼はその場に座り込んで弱々しく泣き続けた。母鼬は小さな身体にも関わらずと…

奔訳 白牙37

2017/04/09 20:25 激流の下は二つ目の淀みで、彼はここで渦に捕まり、緩やかに岸へと運ばれて、そして緩やかに捨てられるように小石の河床へと投げ出されていった。彼は狂ったように足で水を掻いて岸に辿りついた。彼はまたここで世界について学んだのだった…

奔訳 白牙36

2017/04/09 11:20 しばらくして、ライチョウは静かになった。彼の方は片方の翼に喰らいついたままで、双方は地面に腹ばいになったまま睨みあった。彼は凶暴な唸り声を上げ相手を脅かそうとする。すると、その鼻面を彼女が突っついたので、これまでの突っつか…

奔訳 白牙35

2017/04/02 08:56 ビギナーズラックであった。狩る者として生まれ(もっとも彼はそのことを知らなかった)、初めて自分の巣であった洞窟を出て、すぐのところで肉と出くわしたのである。まさにそれは偶然の出来事であり、そのようなところにライチョウの巣が…

奔訳 白牙34

2017/03/20 13:09 しかし斜面は段々と緩やかになってゆき、草がその表面を覆うようになった。そして勢いが止まった。転がり落ちるのが止んだとき、彼は痛さから叫びを上げ、それから長い泣き声を上げ続けた。そして、ごく当然に、これまで人生で千回も排泄を…

奔訳 白牙33

2017/03/18 08:53 これまで彼が経験してきた他の壁とは違い、この壁は彼が近づけば近づくほど後退していくように見えた。柔らかな鼻を使い恐る恐る壁を突いてみようとしても硬いものに当たることはない。壁の材質は恰も光そのものであるかのように通り抜けた…

奔訳 白牙32

2017/03/14 20:38 よって、母親に示された法に従うこと、そして未だ見ぬものや知らぬものに対する感情、すなわち恐れに従うこと、彼はこれを守って洞窟の出口へは近寄らずにいた。故にそれは、彼にとってずっと光の白い壁であり続けた。母親がいないとき、彼…