おもねりについて

わたしは、まごころという言葉が大の嫌いだと書いたことがある。

それよりも嫌いなのが阿りである。

第一にこの言葉には卑屈が潜んでいる。そして自分自身に対する嘘である。

阿りとは、自らより力が強い者に対する尊敬の念も愛情もない単なる服従心であり、そこには必ず面従腹背が隠れている。だから、阿られる方も決してこのような輩を信用しない。

媚中派というのは、シナに対し阿る者たちへの軽蔑を表す言葉である。決してニュートラルなものではない。親中派といえば、幾分ニュートラルに感じられなくもないが、実質は何ら媚中派と変わらない。

わたしが嫌いな二階などは明明白白の媚中派である。わたしは常々この男を二階から引き摺り下ろしてやりたいと思っているが、世の中には媚中派そのものの他にこれのシンパらしきのがいて、なかなかそう簡単には引き摺り下ろせそうにはない。

先日、面白い争いがあった。ネット上のことだが、おっさん同士の争いである。

百田氏と橋下氏が二階をめぐって丁々発止の大喧嘩を繰り広げた。

橋下が百田をおっさんと言っているので、なに? お前さんもりっぱなおっさんじゃねぇか。それとも、お前さんにはその自覚がないのか、まだ若いのに?ボケてしまったのか、などと核心とは関係のないところで独り茶々を入れてしまったのだが、橋下氏曰く「ああいうのもいて政治の世界はバランスが取れているのだ」ということらしい。

しかし、それって余りに当然すぎて、とてもいい歳をしたおっさんの言うこととは思えない。少し背伸びをした中坊辺りが言うような言葉ではないか、とわたしなどは思ってしまうのである。

 

もちろん、わたしは百田のおっさんの肩を持っている。二階なんて野郎はさっさと政界から消えて欲しいからである。

今、世界はあの異形の大国のせいで大混乱を起こしている。世界中の人々が途端に不幸に見舞われてしまった。というのに、その大混乱を起こした張本人が、それに乗じて自らの野望を、覇権を達成しようとあちこちで紛争の種を撒き散らしている。撒き散らすのはコロナだけでは足りないらしいのだ。その上、おかしな本物の植物の種さえあちこちに郵便を使って送っているというではないか。いったい、こんなものがまともな国家と言えるのか。

その不埒な野望達成のために、日本の政治家や有力者を甘言や逆に脅迫で操って自国に有利な言動をとるよう工作を行なってきたのは間違いないであろう。二階などは、それこそ二階から糸で操られているシナのパペットなのだ。

そんなパペットの二階が異形の国に阿って、わが大切な日本がだんだんと侵食されていくのをわれわれは黙って見ているわけにはいかないではないか。

だから、二階にどのような恩義があるのか知らないが、橋下よ、お前は黙っていてくれ、頼むから。お前など五月の蝿に過ぎないのだから。