時代遅れ?いったい何を言っておるのか

2016/08/25 21:05


二階幹事長とやらが「女性天皇容認」だそうだ。「女性尊重の時代に天皇陛下だけそうはならないというのはおかしい。時代遅れだ」ということらしい。この人の言は、まさに二階から目薬のようで、なにを言っているのかよく分からない。

「女性尊重の時代に相撲だけは土俵に女性をあげないというのはおかしい。時代遅れだ」

とはならないのだろうか。

そもそも、時代に遅れるというのはよくないことなのだろうか。遅れて悪いのは会社と学校とデートくらいしかわたしには思い当たらないのだが。
第一に、ことは、わが愛する国の伝統、文化、国柄、国の在り様に関する極めて重大な問題なのである。このひとは、いったい「時代遅れ」などという言葉がどれほどそれと整合すると考えているのだろうか。

日本国憲法GHQの草案を元に作られた。元は英文である。その英文を忠実に訳すなら、天皇はHeとなっており、これは男系を念頭において作られたものであることが分かる。この精神は英文の翻訳憲法たる日本国憲法にも当然反映されていなければならない。とするなら、女性天皇など最初からあり得ないのだ。

そのあり得ないものを一政治家が意図をもって変えようなどとすることはとんでもない話である。いったい、この男のどす黒い腹の内には何があるのか。

わたしは、少なくとも、何かと問題の多い現皇太子妃や帝王教育はおろかまともな人としての家庭教育も受けていると思えぬその娘が、世界に誇れるこの素晴らしい国の君主になるなどあってはならぬと思う。

いったい、今の東宮家が本当に皇室と言える状態なのかどうか、よ~く研究してもらいたい。
わたしはデヴィ夫人などという女は大嫌いだが、それでも彼女の皇太子に対する意見には敬意を表する。よくぞ言ってくれたと思う。

今の皇太子は、妃を迎えたときからすでに天皇になる資格を失っている。余りに日本の将来に禍根を残しかねない選択を成されたからである。