2015/05/05 13:10 拝啓 大江健三郎様 まずはじめに、わたしはあなたが好きではありません。ありていに申せば大嫌いであります。 先ごろ、憲法記念の日にあなたは、わが国首相を呼びつけにし、その平和に対する姿勢に疑念と批判を述べられました。 もちろんわ…

2015/04/23 12:49 今日の迷言:稲と麦がヒトを狩猟、採取の移動生活から定住へと変え、いまＡＩが繁栄から消滅へと導こうとしている。 人の幸福とは、つまりは獣としての喜びである。獣は移動し、狩りや採取を行う。 かつてはインディアンのような生活がもっ…

2015/04/05 10:55 一年は、トランプと同じである。4つの季節があり、52週とジョーカーの1日でできている。 なぜ10月がOctoberで、9月がSeptemberなのか、11月がNovemberで12月がDecemberなのか気になっていた。 Octは8、Septは7、Novは9、Decは10を表す接頭…

2015/03/22 09:36 狼の忠誠心は恋愛感情と同じものである。 忠誠心は恋愛感情に通じ、恋愛感情はまた母親への思慕と性欲を掛け合わせたものである。 ジャック・ロンドンの白牙を読んでいて思うのは、７５％が狼で残りの２５％が犬の血を引くとされるホワイト…

2015/03/20 10:02 民主主義や正義が勝つのではない。最後に勝つのは法なのだ。 法とは人間の作った法ではない。自然の持つ法則のことである。これが最も根源的な法であることを疑う余地はない。 民主主義という政治形態も正義という名の独善も人間が拵えたも…

2015/03/16 16:09 わたしを愛するならわたしの中の狼も愛せ この狼は自身の欠点という意味ではない。本来の諺言は「わたしを愛するならわたしの犬も愛せ」で、この犬は確かに短所、欠点という意味で使われている。 しかし、ここにいう「わたし」もまたIでは…

2015/03/05 16:58 七人が七人メガネマスクかけ 今日の電車風景である。典型的日本人が七人掛けシートに座っている。典型的とはもちろんメガネとマスクなわけだが、いつから日本人というのはこうなってしまったのであろう。 千年前にはメガネなどなかったから…

2015/02/26 10:44 狼はハードでなければ生きていけない。ジェントルでなければ種を保存できない。 フィリップ・マーロウのセリフをもじっただけのごく当たり前の真実である。野生の世界では肉体的にも精神的にも強いものだけが生き残り、そして種の保存とい…

2015/02/19 20:41 Dances with wolves を見た。前にも一度見ているはずだが、これほど優れた映画だったとは思いもしなかった。 何よりも情景が美しい。情景に加え情感が素晴らしい。枝葉のことを言えば、事実の設定やスー族の使う言葉に難点があるらしいが、…

2015/02/11 13:32 無料で見ることのできる映画で「ホーンブロアー」というのを見ている。これには海の勇者という副題がついている。これは、帆船でイギリスとフランス、スペインが海の覇を争っていた時代の若きイギリス士官（見習い）の出世物語である。 こ…

2015/02/05 21:52 当たり前の話に聞く耳などもつな。当たり前の話をことさら語る者は、愚か者でない限り、良からぬ企みをもっている。 平和など口にする必要はない。戦争をこそ語れ。戦いこそが生き物の常態だからだ。 平和の真の尊さは戦争を経験しない者に…

2015/02/04 13:38 Atavism Old longings nomadic leap Chafing at custom's chain; Again from its brumal sleep Wakens the ferine strain by John Myers O’Hara. 先祖がえり 古よりの放浪の憧れにこころ躍り 文明のくびきに歯噛みする 再びその長き冬の眠…

2015.02/01 16:08 凶暴と言われる虎や狼は、それとはまったく逆に親子の愛情が深い。このことは、ある種の暴力性の裏には何らかの愛が隠されていることの証左にならないだろうか。 ヘイトスピーチというのが大きな話題になっている。主に在特会という団体が…

2015/01/28 13:52 文明はひとをひ弱にし、いきものが本来的に持つ喜びを削ぐ役割しか果たさない。 生活が便利になり、肉体的労働は軽減され、病は撲滅されつつある。しかし、忘れていけないのは、そのことによってわたしたちの命の質量がだんだん軽くなって…

2015/01/27 15:55 Right is Might？ 嘘を言え！ 力こそが正義である。 正義は力である、などという迷言は、文明という閉ざされた世界でのみ通用するいわば紙幣である。 野生こそが生の基礎であり、そこでは力こそが正義であるという、ごく当たり前の金貨のみ…

2015/01/17 10:07 生理、心理、合理。この優先順位を間違えてはいけない。 ひとも所詮、動物である。その芯にあるのは間違いなく生理である。そして、生理を満たすために心理があり、さらに心理を満足させるために理性があるのだ。 ひとの犯す間違いのひとつ…

2015/01/16 13:45 言論の自由を貫きたいなら、命を賭けて貫け。狼は太古からそれをやってきた。 自由にしろ人権にしろ、いわゆる権利といわれるものは神授のものではない。厳重な取り扱いを要する極めて危険なものなのだ。人間は、その正の部分を享受しよう…

2015/01/11 21:18 チームプレイというのは、足し算ではなく掛け算である。個々の力はスカラーではなくベクトル量だからである。 故に多より個の力が勝る場合もあり得る。

2015/01/08 16:11 日々是口実 人は生きるために言い訳が必要である。 ああ、今日もよい一日だった・・・。狼は決してこのようなことを思わない。

2015/01/02 08:51 赤頭巾ちゃんが狼で狼が娘であったとしても論理的になんら過誤はない。 実際、羊の皮を被った狼として生きるか、虎の衣（？）を借る羊として生きるか、それが問題なのだ。

2014/12/29 23:27 時は直線でもなければ円でもない。また螺旋でもない。πのように、あるいはeのように超越数的なのだ。 循環だと考えるのはニーチェと同じ錯覚からきている。地球は太陽を回り、時計の針は同じ円盤上を回転する。しかし、二度と同じときは訪…

2014/12/28 17:55 狼は生まれてから死ぬまで一張羅である。上等のお気に入りのファーコートを終生大事に手入れして使う。 しかもこのコートは夏冬兼用なのだ。冬には夏服に空気をたっぷり蓄えたライニングを装着するだけだ。 翻って、人間のなんと無駄で贅沢…

2014/12/25 21:50 パンツを穿くようになって、ひとの臭覚は衰えた。体臭はひとの恥部となったのだ。 体臭は心そのものの放出である。劣情も嘘も妬みも、すべてが露わになる。鼻はそれをテレパシーのように読み取る。だから、ひとはテレパシーの能力を封印し…

2014/12/24 11:35 文明化はひとの鼻を利かなくする。だから、現代人には平和主義の臭さが分からなくなってきているのだ。 平和という耳に聞こえ良い、心太のようにすんなりと、喉ごしよくひとの心に落ちていく言葉には気をつけなくてはいけない。 なぜなら、…

2014/12/22 20:33 人生で大事なのは結果ではなく過程である。結果といえば、人生の結果はすべて死だからである。 同様に、キャビアも夕張メロンもフォアグラも、そして目刺しの頭も沢庵の尻尾も、食ってしまえば結果はすべて糞でしかない。 結果ほどつまらな…

2014/12/21 09:07 ホーキング博士が危惧するほどに最近のAIの進歩は著しい。 AIがさらに優秀なAIを生み出す時代が近づいている。こうなると、もうその進歩は止め処を知らず、AIまったくのブラックボックスとなってしまい、・・・どのような人類の天才をもっ…

2014/12/21 09:05 狼に負け犬はいない。当たり前か。

2014/12/20 14:47 自我とは自己診断プログラムのことである。 大したもののようで、本質はそれだけのものなのだ。だから、AIにも自我はプログラムできる。ホーキング博士が予見するように、その自我次第では人類に大きな災厄がふりかかることにもなりうる。…

2014/12/18 20:26 孤高とは、自分の中にある高く蒼い空のことである。あるいは、煌めく星を浮かべた黒い夜空のことである。 狼は孤高を吐き出すために空を見上げ遠吠えをする。このような寒い夜には、遠吠えは白い銀河となって凍てつき、結晶化した月と一体…

2014/12/15 20:03 "An' he went like greased lightnin' once he got started. Could' nt ' ve seen 'm for smoke." "No chance at all," Henry concluded. "They jes' swallowed' em alive. I bet he was yelpin' as he went down their throats, damn' em!…