2017/01/16 22:08
この男とは、オバマではない。今年94才になるベトナム戦争時代の国務長官、ヘンリーAキッシンジャーである。
ノーベル平和賞受賞者だが、その受賞理由というのがベトナム戦勝終結への道筋をつけたことだというから笑わせてくれる。
可笑しいのは、ノーベル賞委員会が彼とともに与えたはずのレ・ドゥク・トがその授賞式を欠席したことである。レ・ドゥク・トは恥を知る男であったということであろう。
というのは、キッシンジャーがベトナム戦争を終結させたなどというのは大嘘で、彼こそがこの戦争の発起人であり、少なくとも建前上は中立国であったカンボジアに対し憲法違反の爆撃を行わせ、それをマスコミから隠蔽する工作を行った張本人だからである。
ナチスドイツに親戚13人を殺害されたというが、この男がやったことは、そのナチスがやったことと全く同じではないのか。
何の咎もない女、子供を50万人も殺し、ノーベル賞をもらって平然としておられる。与える方も受ける方も狂っているとしか思えない。
ノーベル平和賞に限らず、平和を声高く唱える者にこそ警戒をしなければならない。
ガンジーもマザーテレサも、もちろんオバマも佐藤栄作もである。
