2016/12/18 20:32
トランプ次期大統領がツィートでスペルを間違えたらしい。
しかも、シナがかっぱらおうとした無人潜水機の件でだ。
トランプが間違ったのは、シナが前代未聞(unprecedented)のことをやってくれた、と書きたかったところを、
unpresidented とやってしまったらしい。
つまり、これでは、プレジデントらしくない、みたいな意味になってしまうから、まさに大統領らしくもないおバカなミススペリングをしてしまったということで、反トランプ派が大いに盛り上がっているのだ。
以前にも、こちらは副大統領だったが、potato を potatoe と綴って顰蹙を買ったのがいた。
もともとアメリカ人には dyslexia 、いわゆる識字障害が多いから、大統領や副大統領がミススペルをしたからといって騒ぎ立てるのもどうかしているような気がする。
それよりも、わたしが残念なのは、トランプほどの人が? この程度のことでせっかくのツィートを削除して訂正版を出してしまったことである。これは大仰に言えば、歴史修正主義的行為である。
堂々と「大統領らしくもない」ミススペリングをしてしまった。
これからもこのようなことはたびたび起こるかかもしれないが、それをもって、わたしがアメリカの大統領としてふさわしくなかったかどうかの基準にはならないであろう。
後代はおそらく、わたしが unprecedented なpresident であったことを証明するにちがいないからである。
くらいのことをツィートすれば良かったのである。