貧乏神

2011/04/12 13:51


今日の産経抄は、初めと締めくくりがパンチの効いたジョークだった。
初めにドイツのものが出てくる。

「これまで起こった災難や苦労のとき、おまえはいつもおれの側にいてくれたね。こうして病気になっても必ず付き添っていた。お前はね・・・」。長い間昏睡状態だった男が正気にもどり、傍らで看病している妻にささやいた。▼妻の目から感動の涙があふれる。「言ってちょうだい、あなた」。「結局おまえはいつもおれに不幸を持ってきたことになる!」。

これは、とても意味深なジョークではないか。思えば、阪神淡路大震災のときは村山社会党内閣であった。あれが起きたのが1月17日のことで、何気なくつけたテレビに高速道路がひっくり返っているのを見て、こちらもひっくり返りそうになった。その丁度一年前にロスアンジェルスで同じように高速道路がひっくり返る大地震があったのだが、そのときの専門家とやらの意見では、日本ではこのようなことにはならない、と言う実にいい加減なものであった。
そして、それから二月過ぎた3月20日に、今度はオームによる地下鉄サリン事件が勃発した。村山富一は「なんでわしのときにこんな大惨事ばかり起こるんじゃろう」と嘆いたという。
村山さん。わたしが答を教えてあげよう。「日本の神々は社会党政権がお嫌いなんです」
管さん。あんたにも言っておいてあげよう。あのとき、あなたは国会で厳しい追求を受けていた。それは、おまえさんは外国人から104万円の寄付を受けただろう、というものだった。まさにこのときに地震は起きた。あんたにとっては、まさに救いの神とも思えたに違いない。しかし、カン違いするんじゃない。あれは八百萬の神々のあんたに対する鉄槌だったのだ。

産経抄のジョークは、革新政権は貧乏神であると暗に述べている。民主党政権は日本にとって貧乏神そのものであり、このまま居座り続けるなら、わが国にはさらなる危難が訪れるであろう。

締めくくりのジョークも手厳しい。それは緊急呼び出しとタイトルがつけられている。
「御搭乗のお客様の中に、お医者様がおられましたら、至急コックピットまでお越しください」
飛行機の中で機長のアナウンスを聞いた一人の男性が、立ち上がった。
数分後には、その医者からアナウンスがある。「御搭乗のお客様の中に、パイロットがおられましたら・・・」

産経抄は、首相に代わり、復興に向けて国民の心をひとつにできる人物を、緊急に呼び出したい、と結んでいる。つまり、菅はすでに死んでいる、ということだ。