2019-11-08から1日間の記事一覧

螺子の回転

2014/07/01 11:42 いつもくだらないことを考えるのがわたしの習性である。 鏡を一枚用意する。ミラーマンことU教授が使ったような手鏡でよい。あと、ボルトとナットが必要だ。 ボルトにナットをねじ込んで鏡に映す。このとき、ボルトの頭は鏡側にする。 そう…

神の宝石

2014/06/28 09:14 前に菅元首相を出汁に「同時性」ということを書いた。そのときに、突拍子もない話と思われるかも知れないが、この宇宙そのものが始めから終わりまでまったく同時なのだということに気が付いた。 同時という言い方は確かに変だが、最初から…

夢虫

2014/06/27 12:33 この虫は、これまで解説した虫の中でももっとも危険な部類に属する。 夢虫は大変危険な虫である。まずこれに取りつかれた者は、車を運転中であれば事故を起こす。普通に歩いていても同じく夢虫に取りつかれた者と文字通りの衝突を起こす。…

ミラーマン

2014/06/26 08:09 手鏡男というので有名になった教授がいた。いや、手鏡男と呼ばれる前からこのひとはかなり有名だった。 ベン・ケーシー(古い!)というアメリカドラマの冒頭、外科医ベンは、黒板に男(メールか)と言いながら♂をチョークで書く。次に女(…

クワス算?

2014/06/22 20:19 ある精神病院で、3人の患者の治療効果を判断しようとして、医者が次のように聞いた。D:Aさん、66+33はいくつですか。 A:それは金曜日です。 医者は少しがっかりした表情を浮かべながら次の患者に同じことを聞いた。 すると、 B:先生、そん…

物理と精神2

2014/06/22 15:09 上は、「物理と精神」と題して、わたしの考える精神を明らかにしていくために書いたものです。 わたしは、飛躍するようですが、生命というものは肉体の進化とまったく同時(サイマルタニアスリー)に精神の進化も遂げたはずだ、と常々考え…

左右と精神

2014/06/22 09:56 鏡というのは、左右を逆に映しますね、というと、たいていの人は素直に頷く。本当ですか、と訊くと、少し怪訝な表情を浮かべながらも「え、本当でしょ」などと応える。 右とか左という言葉はとても便利である。しかし、磁石のN極、S極と同…

言葉の多義性について

2014/06/19 18:01 「哲学者とオオカミ」の中でこれを見つけた。「ライオンが言葉を喋れたとしても、わたしたちはそれを理解できないだろう」これ、ヴィトゲンシュタインである。 マーク・ローランズは、私にはブレニンの言葉が理解できる、としてこれに反論…

数学と精神

2014/06/19 10:39 数学のいったい何が精神か、と聞かれると、数学は学問であるから、学問そのものが精神であるはずはない。しかし、数学そのものは立派な精神である、とわたしは信じて疑わない。なぜなら、数学はすべての基礎であり、物理学にしても数学の助…

肉体と精神

2014/06/13 06:31 わたしたちの身体はこの世を構成する物質から構成されている。水素や酸素、炭素、カルシウム、等々である。 同じように、わたしたちの精神はこの世を構成する法則から構成されている、と言うと、この時点で?と疑問を呈する人がほとんどで…

精神について3

2014/06/12 09:20 わたしたちが通常使用している『精神』という言葉は、極めて限られた意味のものである。たとえば心理学の用語として、あるいは宗教的な意味で使われている。 ところが本来的な精神は、その言葉自体が生まれる以前から存在していた。太古、…

同時性について

2014/06/22 17:55 かつて後藤田正晴さんが「この男だけは総理にしたらあかん。日本がつぶれる」と言った人物がいる。 菅直人氏である。 なぜ、こんな話をするか。まず、後藤田氏の預言が当たらずとも遠からず、であったからである。菅氏は、あの福島原発の件…

神道的精神

2014/06/08 09:46 このトピでの争点は、わたしの思想(というほどのものではありませんが)の根幹的な部分についてであって、枝葉ではないはずなので、その根幹の、わたしが至らないために誤解を招いている点について改めて述べたいと思います。 まず、わた…

精神とは何か2

2014/06/03 15:20 植物に心はあるか、と自問してないと結論付けたのはゲーテだった。そんなばかな、と八百萬の神のおわす国に住むわたしは思うのだ。ゲーテはきっとキリスト教に洗脳されていたに違いない。 わたしは、人間、いやすべての生き物は精妙な機械…

精神とはなにか

2014/06/01 10:20 横井さん、みなさん、おはようございます。 心とか精神とか、あるいは魂とかいわれるものについて考えるときに、わたしたちは、肉体、あるいは物質と無関係にそれをイメージすることはできません。 たとえばオオカミやサルの気持ち(精神)…

「われ」は妄想である

2014/05/25 16:15 このトピのタイトルは「神は妄想である」ですが、わたしはこれに大変惹かれました。 いきなり飛躍するようですが、コギト・エルゴスムについて考えていて、かの有名なアラン・チューリングのことを思い浮かべました。 ある研究所が人工知能…

仏教徒と空

2014/05/25 11:09 空というのは零とは違いますね。1から1を引いたら0になりますが、1そのものがなくなるわけではありません。 物質(たとえば陽子)と反物質(反陽子)を結合?させると物質自体は両方とも消失します。E=mc^2にしたがい莫大なエネルギ…

哲学は何の役にたつのか

2014/05/25 10:14 No.5606の横井さんのお話には同感です。 「人間ってなに?」というタイトルにされていますが、オオカミってなに?でも、サルってなに?でも、あるいはハエってなに?であってもわたしには同じことのように思えます。 つまり、哲学が何の役…

文明について

2014/05/22 17:39 老子を少しばかりかじり、マーク・ローランズの「哲学者とオオカミ」を何度も読み返し、ジャック・ロンドンの「白い牙」、「荒野の呼び声」もまた何度も読んだ。 わたしは、マーク・ローランズがジャック・ロンドンの愛読者であったことは…

脳機関説

2014/05/18 16:52 みなさま、お久しぶりです。議論白熱の様子に炙り出されて、またこのようなものを書いてみる気になりました。 週刊文春だったか、新潮だったか、北京オリンピックの前に宮崎哲弥さんがチベット仏教とシナ共産党とについてコラムを書いてい…