2019-09-13から1日間の記事一覧

あるクイズ問題

2011/05/10 13:53 アメリカのクイズ番組で出された問題。これは全米に反響を呼んだそうです。Q. 三枚のトランプがあります。一枚はハートのAです。他の2枚はそれ以外の札です。あなたは、ハートのAを引けば10万円もらえます。出題者がこの札3枚をあなたには…

世界は危険に満ちている

2011/05/09 15:21世界は危険に満ちている 犬や猫などのペットを見ていて思うのだが、彼らはペットとはいえ、非常に用心深く臆病である。小学生のころ、生後数ヶ月くらいの仔犬が何か変なものを食べて苦しみだした。触ろうとしても、うなり声を上げて触らせて…

ユッケと原発

2011/05/07 17:13 食中毒事件が大きな問題になっている。O111という病原性大腸菌による食中毒で既に4人が死亡。その他にも重症の患者が多数発生している。新聞によると、この食中毒を起こした焼肉チェーンのオーナーは、安い商品を販売することにより、…

創造性について

2011/05/06 23:08 ヒトの持つ特性の一つに創造性ということがある。これはコンピュータに可能だろうか。創造性とはそもそも何かということが問題になるが、単に何かを利用する、ということであればヒト以外の高等生物でも可能な気がする。たとえば、オランウ…

コンピュータはヒトを超えるか

2011/05/04 12:31 コンピュータは人間を越えるか、ということを考えていて、ふと次のような妄想に至った。 コンピュータと人間の違いは、その自律性にあり、また感情があるかないか、という辺りに集約されるであろう。自律性とは、自らの意志をもつかどうか…

「蒼海に消ゆ」を読む

2011/05/02 09:50 昭和18年10月21日。学徒出陣壮行会のその日、神宮外苑は雨が降っていた。松藤大治は、数少ない東京商大(現一橋大学)の一人として、その雨の中を行進した。 その前夜、一橋寮の庭では焚き火を焚いて壮行会が行われていた。二十歳前の後輩…

ベテルギウス

2011/04/24 18:16 べテルギウス。マヤカレンダー。そして日月神示。これらに共通するものは何か。2012年人類滅亡説である。かつて、ノストラダムスが大流行したが、1999年が何事も無く過ぎ去ると、人々の関心はものの見事に雲散霧消してしまった。 そして、…

てんかんについて

2011/04/23 19:14 クレーン車による小学生6人の死亡事故。ほんとうに残念でならない。死んでしまった子供達や親御さん、それに級友や先生のことを思うと、運転手のことが憎くなる。しかし、この運転手の母親は、息子の勤め先に手紙を書いて、息子がてんかん…

丘の上の家

2011/04/12 20:17 家の近くを散策していて、大きな桜の木が何本も花を咲かしている場所があるのに気がついた。なんのことはない、家と目と鼻の先だ。ただ、そこは小高い丘になっていて、たどり着くには何十段もある細い石段を登って行かねばならない。天気が…

貧乏神

2011/04/12 13:51 今日の産経抄は、初めと締めくくりがパンチの効いたジョークだった。初めにドイツのものが出てくる。 「これまで起こった災難や苦労のとき、おまえはいつもおれの側にいてくれたね。こうして病気になっても必ず付き添っていた。お前はね・…

三島の檄文

2011/04/03 12:53 いいだもも氏の訃報に接し、この人とある意味で縁の深かった三島由紀夫のことを思った。二人は、在学中には面識がなかったというが、東大法学部の同期生であり、いいだ氏はここを主席で卒業している。いいだももと三島との対談を読んだこと…

西と東

2011/03/31 21:57 今回の大地震のおかげで、電気の有難みが分かったという人も多いのではないだろうか。特に、何日おきかに何時間かの停電を余儀なくされる人は一入であろう。そうでなくとも、勤め先が停電になると、まったく仕事になどならない。そして、そ…

台風に備えよ

2011/03/26 23:40 原発事故の終息が見えない。まったくの先行き不透明だ。先日、東電協力会社の作業員3名が汚染された水に足を踏み入れて被爆した。被爆線量は相当なものらしく、ベータ線による火傷のほか、体内被曝も懸念されるという。それにしても、何故…

花粉?

2011/03/25 23:13 黄色い雨の正体は花粉だった。わたしの推理は無残に砕け散った。とても恥ずかしい。なんと、わたしはあの黄色い粉の正体を硫黄だと言ったのだ。でも、花粉でよかった。硫黄でも放射性物質でもなくて本当に良かった。でも、これからはますま…

黄色い雨

2011/03/24 19:53 八神純子の水色の雨が一時期大好きだった。ところが、今日都内を歩いていて、黄色い雨が降ったと思われる痕跡を認めた。もっとも、ニュースにもなっていないから、わたしの常人より少しばかり鋭い感覚だけが捉えられた現象かも知れない。そ…

三年寝太郎

2011/03/21 15:18 今回の地震はM9という途轍もないものだった。これをジュールという単位で表すと、2.00EJ(E:エクサ=10^18)になる。さらにこれを電力量で表すなら、5.56兆kWhになる。地震以降の東京電力の発電能力は最大で3400万kW程度であ…

グランドツアー

2011/03/20 19:39 C・L・ムーアーという女流作家のSFにビンテージシーズンという傑作がある。これはグランドツアーとの邦題で映画化されたから、ご覧になった方も多いに違いない。この作品は、タイムトラベル物である。簡単に話を紹介すると、主人公であ…

ある素晴らしい詩

2011/03/16 22:19 ある方の日記を読ませていただいて、夕刻の備忘録という有名なブログの中の素晴らしい詩を知った。 わたしは、これを読んで夕刻の備忘録さんが素晴らしい人であることがすぐに分かった。 その言葉は、津波で親を失った小さな子供に向けて贈…

茹蛙

2011/03/15 11:31 福島原発の事故は、誰の目から見ても悪化の一途を辿っている。しかし、これに対する政府の国民への報告は、小出しにしか行われていない。それも水素爆発で建屋が吹っ飛んだとか、炉心が空焚きになっているとか、現状の報告に終始していて、…

節電に努めよう

2011/03/13 15:21 たった今、経済産業大臣から電力使用抑制の行政指導が出された。今回の地震の影響により、東京電力管内の多くの原子力、火力発電所の休止が余儀なくされて、必要な電力の供給が及ばなくなってしまったのである。これには、わたしたち国民の…

砂上の楼閣

2011/03/13 12:29 今回の巨大地震のマグニチュードがたった今8.8から9.0に修正された。千年に一度あるかどうかという大地震であったらしい。 千年に一度とはいうが、わが日本は2700年になんなんとする長い歴史を有する国である。現に西暦689年…

縦書きと横書きについて

2011/02/19 18:50 たった今、ふと気がついたことがある。実は、心技体という言葉について考えていて、なぜこの順番なのかと長く疑問を持っていた。なぜ体技心ではないのか。相撲に限らず、およそスポーツと言われるものはすべて、まず身体を作り、次に技を磨…

137

2011/02/05 23:20 いま137という本を読んでいる。20世紀理論物理界の巨星パウリと心理学界の巨人ユングの交友を中心に物理と精神世界の関係性について解説したものである。ヴォルフガング・エルンスト・フリードリヒ・パウリとは、パウリの排他律で知られ…

精神の進化

2011/01/30 14:53 進化というのは環境への適応のことだという。たとえば、ヒラメやカレイのような魚の目は奇妙な位置に付いている。これも海底の泥の中に半ば埋まって、じっと獲物の到来を待つ彼らにとっては進化であるには違いない。シュモク鮫(ハンマーシ…

ある美しい・・・

2011/01/22 11:10 ある美しい情景が わたしの心の一隅に世捨て人のように住んでいる それは ある黎明 紺青色した空気のなかでたくさんの鐘が 声明を唱えているような情景びりびりと緊張した それでいて すがすがしい空気の中で 若者たちの 涼やかな目にはも…

愛するということ

2011/01/16 13:36 子供の頃から、わたしは愛とか、愛するという言葉が嫌いだった。たとえドラマの中であろうと、男女がこのような言葉を使う場面を見ると、気恥ずかしさと共に、何か嘘っぽさのようなものを感じた。しかし、この言葉の意味を真に理解したのは…

The philosopher and the wolf

2011/01/14 22:20 マーク・ローランズという人物は、実に狼を友とするに相応しい男である。単に哲学教授というだけではなく、若い頃からフットボールを愛好し、ボクシングをやり、ベンチプレスでは300ポンドを上げるというから相当なマッチョである。 そ…

管見妄語(83)より

2011/01/09 22:20 新潮の巻頭を飾る(と言っても良いであろう)管見妄語に次のようなことが書かれていた。イギリスの数学者である友人が藤原氏宅を訪ね「日本は中国漁船がぶつかって来たと言っているようだけど、今もビデオを公開しないのは日本側に都合の悪…

感動 さんまのsuperからくりテレビ

2011/01/09 20:16 さんまのからくりテレビを見ていた。大阪は箕面市に住む97歳のおばあちゃん。この人が広島に住む姉を訪ねるという企画だったが、その姉というのがこの妹よりも一回り年上と聞いてまず驚いた。最初から話をすると、この妹さんは箕面駅の近…